節電要請時のエアコン対策|ピークを抑えて安全に使う

電力需給が厳しい時間でも、暑さを我慢して冷房を止めることが正解とは限りません。室温・湿度・体調を確認し、エアコン以外の家電をずらすことも含めて安全にピークを抑えます。

Peak Demand

冷房を止める前に、負荷を下げて同時使用を減らす

エアコンは起動後に室温を下げる間の負荷が大きく、設定到達後は変動します。短時間の外出で毎回切る方が必ず安い、または24時間つけっぱなしが必ず安い、という一律の答えはありません。

需給が厳しい時間の対策

  1. 日射を先に遮る:午前中から外付けシェードやカーテンを使い、窓から入る熱を減らします。
  2. 無理なく事前に冷やす:需給情報と料金プランを確認し、ピーク前に室温を整えます。過度な冷やしすぎは避けます。
  3. 複数室を整理する:家族が同じ部屋で過ごせる場合は使用する部屋を絞ります。生活事情も考慮します。
  4. 大電力家電をずらす:乾燥機、食洗機、炊飯、電気調理器、EV充電などを可能な範囲で別時間へ移します。

エアコン本体でできること

フィルター

説明書の周期で清掃します。自動掃除機能があっても、ダストボックス等の手入れが必要な機種があります。

風向と扇風機

冷気を循環させ、温度むらを減らします。風を長時間直接体に当てないようにします。

室外機

吸込口・吹出口をふさぎません。日よけを設けても通風と固定を確保し、本体を囲い込みません。

除湿

弱冷房除湿と再熱除湿では消費電力の傾向が異なります。「除湿は必ず安い」とせず方式を確認します。

避けたい対応

  • 室内が高温でも節電要請を理由に運転を止める
  • ブレーカーを繰り返し切る、延長コードでエアコンを使う
  • 室外機へ大量の水をかける、分解洗浄や冷媒作業を自分で行う
  • 設定温度と実際の室温が同じだと思い込み、温湿度を確認しない

日常の料金対策はエアコンの電気代節約、更新はエアコンの買い替え判断を参照してください。

根拠にした公的情報