エネファーム(家庭用燃料電池)のデメリット
エネファームは比較的新しい技術ですので、まだまだ課題があります。ここでは、家庭用燃料電池が持つ現在の課題やデメリットなどを分かりやすく紹介します。
エネファームにはまだまだ課題もある
エネファームは先進的なシステムの一つとされており、現時点ではまだまだ課題も多いです。最大の課題はその価格です。給湯と発電を兼ねている機器とはいえ、競合するオール電化のエコキュートと比較するとまだまだ高額です。
設置費用(イニシャルコスト)が高額
エネファームの標準設置コストは300万円程度。補助金制度を活用すれば半額程度を国が補助してくれますが、オール電化と比較しても設置コストが倍以上かかる場合もあり、まだまだ経済的にメリットがある水準とはいえません。
災害時(停電時)には使えない
エネファーム(家庭用燃料電池)を導入したいという方はガスがあれば、電気を作れるから災害時に便利じゃないか?という意見もあります。
しかし、エネファームは駆動に電気を用いています。そのため、災害により電気の供給がストップしている状態では駆動できず、結果発電することはできません。
