白熱電球・蛍光灯からLEDへ交換する方法

LED照明は白熱電球より少ない電力で同程度の明るさを得やすく、長寿命です。ただし、電球だけ交換できる器具と、器具ごと交換や電気工事が必要な照明を区別します。

「白熱電球の生産停止」だけではない

白熱電球は種類・用途により流通状況が異なり、すべての電球が一斉に使用禁止になったわけではありません。2026年の重要な動きは蛍光ランプです。水俣条約と国内制度により、一般照明用蛍光ランプは種類ごとに2026年から2027年末までに製造・輸出入が段階的に終了します。現在の使用や在庫販売が直ちに禁止される制度ではありません。

LED電球を選ぶ7項目

  • 口金:E26、E17など器具と同じサイズ。
  • 明るさ:Wではなくルーメン(lm)で比較。
  • 光の広がり:全方向・広配光・下方向など器具に合わせる。
  • 光色:電球色、温白色、昼白色など用途に合わせる。
  • 対応器具:密閉形、断熱材施工器具、屋外、防湿・防雨形を確認。
  • 調光:調光器付きには対応製品を使い、組み合わせ適合を確認。
  • 寸法・重量:カバー内に収まり、ソケットに過度な荷重を掛けない。

蛍光灯器具は方式を確認

直管LEDランプを既存の蛍光灯器具へ入れる方法は、安定器の方式や配線との不適合で発煙・火災のおそれがあります。「工事不要」という表示だけで判断せず、器具メーカーとLEDメーカー双方の適合を確認します。安定器を外す配線変更や器具交換は、電気工事士へ依頼してください。

費用対効果の計算

削減電力量の目安は「(交換前W-交換後W)÷1000×年間点灯時間」です。これに自宅の電力単価を掛け、電球・器具・工事費と比較します。点灯時間が長い場所から替えると回収しやすくなります。短時間しか使わない特殊用途は、安全性と入手性を優先します。

処分と破損時

蛍光ランプには水銀が含まれるため、自治体の分別ルールに従います。割れた場合は換気し、破片を素手で触らず、自治体の案内に沿って回収します。LEDも不燃ごみ・小型家電など区分が異なるため確認してください。

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