電気を使う時間帯をずらす方法|ピークシフトと料金
家電を使う時間をずらす「ピークシフト」は、電力が集中する時間の需要を抑える方法です。ただし、同じ運転を別時間に移すだけなら総使用量(kWh)はほぼ減りません。電気代が下がるかは料金プランの時間帯単価で決まります。
Peak Shift
需給への協力、電気代の節約、使用量削減を分けて考える
まず契約中の料金表で、昼夜の単価差、燃料費調整、休日区分を確認します。単価が一日中同じプランでは、時間を移すだけで従量料金は変わりません。
移しやすい家電
| 家電 | 移し方 | 注意 |
|---|---|---|
| 洗濯・乾燥 | 終了時刻を予約し、家族や近隣に配慮できる時間へ | 外出中の運転可否、排水、フィルター、騒音を説明書で確認 |
| 食器洗い乾燥機 | 食後すぐの集中時間を避ける | 残さいを除き、長時間放置による衛生面に注意 |
| 炊飯・電気調理 | 予約機能の対象メニューだけ利用 | 夏場の長時間予約や傷みやすい具材は避ける |
| エコキュート | 沸き上げ時刻を料金プランと生活量に合わせる | 湯切れ時の昼間沸き増しと、旅行時設定を確認 |
| EV・蓄電池 | 必要な出発時刻と残量を基準に充電を予約 | 契約容量、専用回路、メーカー指定機器を守る |
手順は30分値から
- 電力会社の会員ページで30分ごとの使用量を数日確認する
- エアコン、給湯、乾燥、調理、充電の稼働時刻と照合する
- 一度に一つだけ時間を変え、ピークと総kWhがどう変わったかを見る
- 料金表を使い、変更前後を同じ単価条件で計算する
予約運転で避けること
- 電熱器具やメーカーが予約を認めていない機器を外出中に動かす
- たこ足配線や定格を超える延長コードで大電力家電を使う
- 深夜料金が安いと思い込み、契約の料金表を見ずに全家電を夜へ集中させる
- 静かな時間帯に洗濯機や室外機の騒音で近隣へ影響を与える
総使用量も減らす方法は電気代の節約、契約容量との関係は契約アンペアを参照してください。