契約アンペアとは|下げる前の計算と注意点
契約アンペアは、一度に使える電気の大きさを表す契約方式の一つです。下げると基本料金が減る場合がありますが、すべての地域・プランがアンペア制ではなく、必要容量を下回るとブレーカーが頻繁に動作します。
Contract Capacity
月間kWhではなく同時使用で決める
総使用量が少なくても、電子レンジ、ケトル、ドライヤーを同時に使えば大きな容量が必要です。
アンペアと基本料金
アンペア制では契約Aが大きいほど基本料金が高くなるのが一般的です。一方、最低料金制、kVA・kW契約、スマート契約など別方式もあります。地域名だけで決めず、請求書の契約容量と料金表を確認します。
必要容量を概算する
| 場面 | 同時に使う機器 | 確認点 |
|---|---|---|
| 朝 | IH・レンジ・ケトル・ドライヤー | 最も重なる時間 |
| 夕食 | 炊飯・IH・食洗機・エアコン | 200V機器 |
| 入浴 | ドライヤー・浴室乾燥・給湯 | 給湯運転 |
| 冬 | 暖房・加湿器・調理家電 | 季節最大負荷 |
100V機器の概算はA≒W÷100ですが、起動電流、力率、200V回路があるため目安です。余裕を取り、スマートメーターの30分値や分電盤の表示も使います。
下げる前のチェック
- 過去1年のブレーカー動作を確認
- 季節ごとの最大同時使用を洗い出す
- EV、IH、乾燥機など今後増える機器を確認
- 変更手数料と再変更時期を確認
- 賃貸は管理上の制約を確認
基本料金が下がらないケース
基本料金ゼロ、最低料金制、実量制では契約アンペアを下げる考え方がそのまま当てはまりません。容量を下げても電力量料金、燃料費等調整、再エネ賦課金は使用kWhに応じて残ります。
安全上の注意
分電盤や契約ブレーカーを自己判断で交換・改造してはいけません。配線工事は登録電気工事業者へ依頼します。延長コードで分散しても、壁内の同じ回路に集中していれば過熱を防げません。
確認先
- 資源エネルギー庁:料金制度
- 契約中の小売電気事業者の料金表・供給約款