プロパンガスから都市ガスへの切り替え
現在ご利用のプロパンガスから都市ガスに切り替える場合、工事が必要になります。ここでは、プロパンガスから都市ガスに切り替える際に発生する費用やどのような手続きを踏むべきなのかを分かりやすく説明していきます。
プロパンガスから都市ガス切り替えに伴う工事と諸費用
現在プロパンガスをご利用されている方が都市ガスに切り替える場合は以下のような工事が必要になります。
・都市ガス配管の引き込み工事
都市ガスは通常公道(道路)の下を通っています。自宅を都市ガスにする場合はその配管から支管を引きます。道路に面している部分についてはガス会社が負担しますが、貴方の敷地における配管については消費者側が負担することになります。
ただし、現在使用しているガス管が都市ガス利用に適合しているものであればそのまま利用することができます。多くの都市ガス会社では、この配管引き込みの見積もりを無料でしているので利用すると良いでしょう。
・ガス機器の改造または交換
都市ガスとプロパンガスの違いのページでも説明したように、ガス機器についても、ガスの性質の違いから改造または交換が必要になります。都市ガス会社でも改造を受けているところもあるようなので一度問い合わせをすると良いでしょう。ただし、あまりにも古い機器などの場合は改造部品がない場合もあり、こうしたときはガス機器を買換えする必要が出てきます。こちらも事前に確認しておきましょう。
・プロパンガス会社への手続き
ガスの切り替えを行う場合、これまで利用しているプロパンガスを停止する手続きをする必要があります。ただし、多くの都市ガス会社では、プロパンガス会社との交渉や停止の連絡なども受け付けていますので、基本的にはガス会社にお願いするようにしましょう。なお、この点については、都市ガス会社さんに切り替えを完全に行う前にしておくことをおすすめします。
プロパンガスから都市ガスに切り替える際に最もトラブルになりやすいのが、プロパンガス会社を解約する際に高額な違約金などが請求されるケースです。こうした場合都市ガス会社さんに間に入ってもらうとスンナリと通ることもあるので、ぜひ活用しましょう。
