京都議定書
京都議定書(きょうとぎていしょ)とは、1997年に京都で開催されたCOP3において採択された気候変動枠組条約の議定書のことを指します。ロシアの締結により発効要件が満たされ、2005年2月に発効されました。
京都議定書では先進国締結国に対して2008年~12年の第1約束期間における温室効果ガスの排出量を1990年比で一定量(日本6%、米国7%、EU8%)削減することを義務付けています。また、同削減数値目標を達成するための京都メカニズムを導入しています。
なお、2000年には最大の温室効果ガス排出国である米国が経済に対する悪影響と途上国の不参加などを理由に離脱しており、20005年の発効時には米国とオーストラリアは離脱した形で発効しています。
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