か行 / エコ・省エネ用語

か行に関する用語を説明します。

ごみ発電

ごみ発電とは、その名前の通りゴミ(廃棄物)を焼却する際の熱を利用して発電を行うというものです。資源の有効利用の観点から効果があるとされており、日本国内ではいくつかの発電所がつくられています。

黄砂

黄砂(こうさ)とは、日本において3月~5月ごろに掛けて、空や地面が黄褐色になる現象のことを差します。大陸の乾燥地帯や黄土高原などから、微細な砂じんが風にのって、上空の偏西風によって運ばれたものだとされています。

公害

公害(こうがい)とは、環境の保全上の支障のうち、事業活動そのほかの人の活動によって生ずる相当範囲にわたる大気の汚染、水質の汚濁(水質以外の水の状態又は水底の底質が悪化することを含む。)、土壌の汚染、騒音、振動、地盤の沈下及び悪臭により、人の健康又は生活環境にかかる被害が生じることを言う(環境基本法より)。

光化学スモッグ

光化学スモッグ(こうかがくすもっぐ)とは、環境汚染による公害現象の一つです。工場や自動車などから排出される窒素酸化物や炭化水素が一定の水準以上に汚染されている状態では紫外線との光化学反応で「光化学オキシダント」や粒子状の物質である「エアロゾル」などを生成する現象の事を指します。

建設リサイクル法

建設リサイクル法とは、廃棄物の適正な処理や資源の有効利用を促進するために2000年に定められた法律の一つで正式名称は「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」です。一定以上の事業者に対して建築資材の分別やリサイクルを義務付けたものです。

グリーン電力

グリーン電力(ぐりーんでんりょく)とは、風力発電、太陽光発電、バイオマス、水力発電といった温室効果ガスなど環境に付加を与えるガスの排出が無いまたは少なく、一般には自然のエネルギーにより発電された電気のことをさします。

グリーン購入法

グリーン購入法(ぐりーんこうにゅうほう)とは、2001年に施行された法律で、正式には「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」のこと。国が物品を購入する際は環境に配慮したものを購入しなければならないという法律です。

クールビズ

クールビズとは、地球温暖化防止の一環として行われる取り組みの一つです。広く知られている夏場の環境対策の一つで、夏のオフィスにおける冷房温度を省エネ温度と呼ばれる28度に設定したうえで、軽装で過ごすという環境対策のこと。

京都メカニズム

京都メカニズム(きょうとめかにずむ)とは、海外において実施した温室工がガスの削減量などを時刻における排出量削減の数値目標に換算することができるという柔軟性措置で、京都議定書において定められました。

京都議定書

京都議定書(きょうとぎていしょ)とは、1997年に京都で開催されたCOP3において採択された気候変動枠組条約の議定書のことを指します。ロシアの締結により発効要件が満たされ、2005年2月に発効されました。

企業の社会的責任

企業の社会的責任(きぎょうのしゃかいてきせきにん)とは、企業は社会的な公器であり、自社の利益や経済的な利潤を追求するだけではなく、社会全体の利益についても考えて行動すべきであると言う考え方で、環境の保護はもちろんの事、社会貢献、消費者保護や人権擁護など社会貢献全体を指します。CRSとも呼ばれます。

環境税

環境税(かんきょうぜい)とは、定義はまだされていないものの、地球温暖化をはじめとして環境に対して悪影響をあたえる行為や経済活動に対して課税することにより、そうした行為や活動を抑えたり、そこから上がる税収におり環境対策を行うことを目的とする税金のことを指します。代表的な環境税には炭素税・参拝税・森林税などが挙げられます。

環境効率

環境効率(かんきょうこうりつ)とは、経済活動においてモノの生産性を最大化するのではなく、できる限り小さい環境負荷において生産を最大化するという考え方の事を指します。つまり、工場等における生産も、生産量を極大化するのではなく、資源の投入量が最小の中で最大の生産をするという考え方です。

環境基本法

環境基本法(かんきょうきほんほう:日本)は1993年に制定された法律で、日本における環境保護・環境保全の基本となる法律です。環境基本法成立までは公害対策基本法や自然環境保全法により環境に対する規制等が行われてましたが、グローバルな環境保全に対応するために環境基本法が制定されました。

環境アセスメント

環境アセスメントとは、環境に対して大きな影響を与えるであろうと想定されるダム事業や道路などの開発について、事前に環境への影響を十分に調査・予測・評価を行った上でその結果を公開するなど地域の環境に対して十分な配慮を行う手続きのことを指します。略称して環境アセスと呼ばれることもあります。

家電リサイクル法

家電リサイクル法(かでんりさいくるほう)とは、家庭で使わなくなったテレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機の家電四品目(特定4品目)について、家電メーカーに回収とリサイクルを義務付け、消費者にはその費用負担を義務付けた法律のことを指します。

カーボンオフセット

カーボンオフセットとは、日常生活における二酸化炭素(Co2)の排出量を相殺するための植林・自然エネルギーの活用といった取り組みのことを指します。詳しくは「カーボンオフセット(環境へのとりくみ)のページで解説しています。

 

 

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